ホーム  >  特集  >  正しい花粉症治療薬の飲み方・使い方

春だけじゃない! 花粉症

正しい花粉症治療薬の飲み方・使い方

薬は誤った飲み方・使い方をすると、期待される効果を発揮しないことがあります。つらい症状を少しでも改善するためにも、花粉症治療薬を飲む・使うときに気を付けるべきポイントをご紹介します。

Adviser
大久保 公裕先生
日本医科大学耳鼻咽喉科講座主任教授
日本医科大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器科学教授
日本医科大学付属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長
日本アレルギー学会常務理事
飲み薬(経口薬)の飲み方

常温の水やぬるま湯が原則
コーヒーやお茶、ジュースなどで薬を飲むと、薬剤の吸収に影響を与えてしまうことがあります。また、冷水で飲んでも、薬が胃や小腸で溶けにくいため吸収されにくく、十分な効果がでないことがあります。

飲むタイミングを守る
飲み薬によって指示されている服薬のタイミングは、食事によって変化する胃の状態を考慮して決められています。つまり、指示通りに飲むことで、最も有効な効果が期待できます。それぞれの指示と、具体的なタイミングは下記の通りです。

食前 食事をする前の30分以内
食後 食事をした後の30分以内
食間 前の食事から2~3時間後
起床して30分以内
寝る前 就寝する30分~1時間前

飲み忘れた時は、気付いたときに飲むのが原則です。ただし、次の服薬時間まで間がない場合は飲まないでください。お医者さんや薬剤師さんから指示があった場合には、その指示に従いましょう。

目薬(点眼薬)のさし方

白目とまぶたの境目にさす
下まぶたまたは上下のまぶたを軽く引っ張り、大きく目を開け、白目とまぶたの境目あたりに点眼しましょう。敏感な黒目には、直接点眼しないように注意します。

点眼後は目を閉じる
効果を発揮させるためにも、点眼後は1分程静かに目を閉じましょう。まばたきをすると薬が流れてしまいます。あふれた点眼薬は放置せず、ティッシュなどで拭き取りましょう。

2種類以上使用するときは間をあける
薬が混ざらないよう、2つ目以降の点眼薬をさすときは、前に使った点眼薬から5分程間隔をあけてからにしましょう。

コンタクトレンズを外してから
薬の成分がコンタクトレンズに吸着し、目に炎症を起こしたり、レンズの性能や状態に影響を与えることがあります。
目への負担を考えると、そもそも花粉症の症状が強く出ている時期にコンタクトレンズの使用はおすすめできません。レンズに目やにや花粉が付着して、症状を悪化させる恐れがあるためです。視力の矯正が必要な場合は眼鏡を。眼鏡なら、花粉から目を守ることができ、さらに点眼薬も使用しやすいというメリットがあります。

点鼻薬のさし方

鼻をかんでから
さす前に、必ず鼻をかんで鼻腔内をきれいにします。噴射後のくしゃみを防ぐ効果もあります。薬に指示がある場合は振ってからさしましょう。

鼻が通っているときに
薬を奥まで届かせるために、鼻が通っているときにさしましょう。人間の鼻は左右交替でつまったり、通ったりを繰り返しています。「花粉症を緩和する?! 鼻のセルフケア方法」でご紹介した方法などによりなるべく鼻が通るのを待ってから片方ずつさすようにしましょう。

あわせて読みたい記事

ページの先頭へ▲


このサイトは、サイバートラストのサーバ証明書により実在性が認証されています。また、SSLページは通信が暗号化されプライバシーが守られています。