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知らないと後悔する !? 柑橘のチカラ

こんなにスゴイ!みかんパワー

温州みかんを毎日食べると、うれしい健康効果がたくさんあります!

Adviser
中野 瑞樹先生
国際フルーツ協会 代表
和歌山県出身。京都大学卒(農学修士)。元アメリカ 国立海洋大気局客員研究員。元東京大学工学部教員。
2009年9月より水もお茶も飲まないフルーツ中心の果実だけの食実験を実践中。“元東大教員、身体を張るフルーツ活動家”として「マツコの知らない世界」「林先生が驚く初耳学」など、テレビ出演多数。

冬に毎日、温州みかんを食べる人( M寸なら3~4個以上、 S寸なら6個以上)は、ほとんど食べない人と比べて…

高脂血症リスクが34%減※1

骨粗しょう症リスクが92%減※2

肝臓疾患リスクが49%減※1・3

糖尿病リスクが57%減※1・4

上記は、国立研究機関による研究結果です。正確には、血中(※5)のβクリプトキサンチン(以下、β-CPXと略)濃度が高い人と低い人を比較したときの数値です。β-CPXは、抗酸化力が高いことが知られており、特に温州みかんに多く含まれます。温州みかんを多く食べる人は、血中のβ-CPX濃度が高く、温州みかんを食べていない夏の間でも、ある程度のβ-CPXが血中に残っていることが分かっています(※6・7)。手軽に量を食べられるみかんで、効率よくβ-CPXを摂取しましょう。

ここだけはご注意を!!

柑皮症

温州みかんをたくさん食べると、血中のβ-CPXが増えて、手足が黄色くなる“柑皮症”になる方がいますが、体には無害です。通常、みかん数個程度ではほとんど手足の色は変わりません。気になる方は、量を加減してください。また、病気の兆候である“黄だん”の場合は、眼球も黄色くなりますが、“柑皮症”では黄色くなりません。

光毒性

「朝にフルーツを食べるとシミになる」と心配される方がいます。紫外線による皮膚障害を促進する”光毒性物質”の中に、8-メトキシソラレンなどの”フラノクマリン”があります(※8)。逆にフラノクマリンは、その性質を活かし、光化学療法として皮膚病治療にも使われています(※9,10)。フラノクマリンは、野菜ではパセリ、果物ではグレープフルーツ、ライムなどに含まれますが、フルーツ全般に存在するわけではありません(※11)。光毒性が気になる方は、上記食品は、夕方以降に摂るようにしましょう。

降圧薬などを服用される方

グレープフルーツ、オロブランコ、メロゴールドなどに含まれる、DHBやベルガモチン(フラノクマリンの1種)は、一部の降圧薬などについて、血中濃度を異常上昇させる恐れがあります(※12)。該当される方は、かかりつけの医師や薬剤師とご相談ください。

出典・脚注
※1:国立農業・食品産業技術総合研究機構発表 (2016年3月) 
※2:対象は閉経後の女性。国立農業・食品産業技術総合研究機構発表 (2012年12月) 
※3:アルコール性を除いた、ウイルス性肝炎・脂肪肝など 
※4:Ⅱ型糖尿病 
※5:血清 
※6:M.Sugiura, et al.,J Nutr Sci Vitaminol 2004 Jun;50(3):196-202 
※7:M.Sugiura et al.,Journal of Health Science(2002)
※8:Messer A et al.,Food Chem Toxicol. 2012 Mar;50(3-4):756-60.
※9:長沼 雅子,オレオサイエンス 2007年7巻9号347-355
※10:佐々木政子ら,日本化学会誌,1984,(2),P.354~360
※11:M.M.Melough et al.,The FASEB Journal(2017) Vol. 31, No. 1
※12:グレープフルーツと薬物の相互作用について (Ver.090129) ,国立健康開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

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