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五感で楽しむ夏の涼

江戸っ子に学ぶ エコな夏の楽しみ方

クーラーも扇風機もない江戸時代、人々は暑さを楽しみながら工夫して夏を乗り切りました。江戸っ子たちの暮らしの知恵から、エコで快適な夏の過ごし方を学んでみましょう。

夕涼みに必携 オシャレな扇子&うちわ

節電グッズとして、最近にわかに注目を集めている扇子やうちわ。平安時代には誕生していましたが、庶民の間に広がったのは江戸時代になってからだそう。涼をとる道具としてはもちろん、ファッションアイテムとしても流行。夏になると、隅田川では夕涼みや花火大会が行われ、水辺で涼む習慣がありました。その際、江戸っ子たちは、競って粋な柄の扇子やうちわを持って行ったそうです。

木綿100%の「手ぬぐい」は吸水性・速乾性が抜群

木綿100%のさらし生地でできている手ぬぐいは、吸水性と速乾性に優れています。汗もしっかり吸収してくれますし、汚れたら水洗いし軽く絞って干せばすぐに乾きます。さらりとした肌触りで、使うほどに柔らかく優しい触感になるのも魅力です。
また、実用性だけでなく、ファッション性の高さも手ぬぐいの良さ。江戸時代には、手ぬぐいを帽子やスカーフのようにして、ファッション小物としても活用していたそうです。

“飲む点滴”甘酒で夏バテを撃退

江戸時代、甘酒は夏の風物詩でした。夏になると甘酒売りの声が街中に響いていたそうです。甘酒は栄養豊富で疲労回復に効果的。点滴に含まれる成分に近い、ビタミンB1、B2、B6が豊富に含まれることから、最近では「飲む点滴」と呼ばれ、再び注目を集めています。
暑い時期に熱い飲み物を飲んで汗を引かせるという考えもあり、当初は熱い甘酒が主流でしたが、次第に冷やし甘酒も売られるようになっていったそうです。

早起きをしてアサガオ鑑賞を楽しむ

夏の早朝に咲く、涼やかで上品なたたずまいのアサガオ。大陸から渡ってきたアサガオは、元々薬用として栽培されていましたが、次第に観賞用に栽培されるようになりました。江戸時代には2度のアサガオブームがあり、突然変異で生まれた“変化アサガオ”が珍重されました。その影響で、江戸時代に品種改良が進み、多種多様なアサガオが生まれたそうです。アサガオブームの背景には、江戸っ子たちの早寝早起きの生活スタイルがあったと考えられています。特に、夏は早く起き、涼しいうちに仕事を終わらせていました。今年の夏はアサガオ栽培と、サマータイムを導入してみてはいかがでしょう。アサガオ鑑賞の楽しみがあれば、早起きが楽しくなるかもしれません。

風通しを良くして、日射しはカット
すだれで部屋を涼しく快適に

江戸っ子たちは窓や戸を開け放つことで風通しを良くし、涼を得ていました。その時に、使われたのが、軒につるす「すだれ」や軒先などに立てかける「よしず」です。竹や葦(よし)などの自然素材で作られていて、直射日光と人目を遮りながら、風を通すことができるスグレモノです。
「よしず」は大型で扱いが大変なので、手軽に取り入れたいなら「すだれ」がおすすめ。カーテンレールに設置できるタイプのものなら設置も楽です。

写真協力(手ぬぐい、扇子):渋谷ロフト
TEL 03-3462-3807(代表) http://www.loft.co.jp/
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