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大切な家族を地震から守るために……

結露のない暮らし(後編)

前編はこちら

取材協力/LIXILショールーム東京

リフォームで、お部屋自体を結露から守る

結露対策のポイントは、なんといっても“換気”と“除湿”。とはいえ、建物の構造などによって、思ったような効果が得られないケースもあると思います。そんな場合は、結露の発生を抑えたい部屋をリフォームするのも一案です。

前編でも述べたとおり、結露は、室内の暖かく湿った空気が、窓付近で冷やされることで発生します。ですから、窓や壁を“断熱化”すると、冷たい外気が室内に侵入せず、結露防止につながります。

さらに断熱リフォームを行うと、結露防止以外の効果も期待できます。例えば、窓ガラスの内側にもう1枚窓を取り付ける“内窓”は、断熱性に優れているばかりか、省エネや防音などプラスαの効果も得られます。ただし、せっかくリフォームしても、換気は大切です。適切な室温・湿度を保つよう、十分気をつけましょう。

株式会社LIXIL
営業カンパニー  リフォーム企画部
渋谷和徳さん
株式会社LIXIL 営業カンパニーリフォーム企画部渋谷和徳(しぶや・かずのり)さん取材・撮影協力/LIXILショールーム東京

結露に有効なリフォーム例!

  1. 内窓を取り付け二重窓にする
    今ある窓の内側に、新たに内窓を取り付けることで、2枚の窓の間に空気の層をつくり、大きな断熱効果を発揮します。また、屋外の冷気の侵入や、室内の暖かい空気の流出を防ぐので、結露の発生を抑えることができます。
    また、二重窓は防音効果が高く、遮熱タイプのガラスを選べば強い日差しや紫外線を大幅にカット。騒音や西日の強い部屋などにもおすすめです。
    通気口のある室内ドアで風通し良く

    ドアの一部がブラインドのようになっていて、開閉により風通しを調整できる通風建具も登場しています。ドアを閉めた状態で部屋間の換気ができるので、プライバシーと風通しの両立が可能です

    内窓を取り付け二重窓にするの写真
    LIXILの内窓「インプラス」は事前に採寸をすることにより、1窓あたり1時間程度の工事で取り付け可能

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  2. 壁面に調湿建材を貼る
    室内の湿度が高ければ湿気を吸収し、乾燥していれば湿気を放出するという、調湿機能に優れた内装建材があります。これを壁面の一部に貼るだけ。
    大がかりな工事が不要なうえ、内窓の設置や断熱リフォームと併せることで、さらに有効な結露対策になります。

    壁面に調湿建材を貼るの写真
    LIXILの「エコカラット」は、珪藻土の4~5倍の吸放湿能力があり、ほかの建材から発生するホルムアルデヒドやタバコなどの臭いも吸着・消臭

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  3. 断熱性を高めたい部屋だけをリフォーム
    リビングや寝室など「ここだけは!」という部屋の断熱性を高めたい場合は、ひと部屋ごとにリフォームをする方法もあります。リフォームをすると、冬は室内の温度が暖かく保たれ、夏は外気の熱気が入りにくくなるので、エアコンをつけたときの効率もアップします。

    断熱性を高めたい部屋だけをリフォームの写真
    LIXILの一部屋断熱「ココエコ」は、外気に接している壁と床に断熱パネルを貼るだけの簡単リフォームなので、工事期間は最短3日。内窓「インプラス」もセットで設置されます

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結露が発生してしまったら…?

結露が発生したら、乾いたタオルを使ってしっかり拭き取りましょう。ホームセンターなどでは、ガラスに付いた結露をすばやく取り除けるワイパーやスポンジなど、便利な結露対策アイテムが市販されています。換気や除湿といった日ごろの対策と併せて活用しましょう。

結露対策に役立つ便利グッズ

結露防止スプレー

窓ガラスにスプレーし、吸水膜をつくることで水滴を吸収。結露垂れを抑制できます。劇的な効果が期待できるものではありませんが、換気や除湿など、日ごろの対策と併用すると効果的です

結露防止スプレーの写真

商品名:フマキラー結露防止スプレー
フマキラー株式会社

結露吸水テープ

窓ガラスの下に貼ったテープで、滴り落ちる結露水を吸い取るアイテムです。手ごろな価格で種類も豊富。結露取りワイパーなどと併せて使用しましょう

結露吸水テープの写真

商品名:強力結露防止吸水テープ
株式会社ニトムズ

窓ガラス結露防止シート

窓の内側に貼ることで、冷気が室内に入るのを軽減します。窓際と室温の温度差を少なくすることで、結露の発生を抑えることができます

窓ガラス結露防止シートの写真

商品名:窓ガラス結露防止シート 水貼り
株式会社ニトムズ

結露防止ヒーター

ヒーターの熱によって窓付近の空気を暖め続けることで、窓際と室温の温度差を少なくし、結露の発生を抑制します。結果として、断熱と同じ効果を生み出しますが、電気代がかかるのが難点です

結露防止ヒーターの写真

商品名:窓用結露防止ヒーター
フカダック株式会社

カビのおそうじ方法と注意点

結露を放っておくと、カビが発生し厄介なことに。特にサッシのパッキンやタイルの目地などはカビが発生しやすく悩ましい問題です。そんな時は、市販のカビ取り用洗剤や、塩素系の漂白剤などを使用して取り除きましょう。ただし、畳やクロスなどは変色するおそれがあるので、心配な時は消毒用アルコール(エタノール)などを活用するのも一案です。

防カビ剤

カビの発生を抑制する薬剤で、これも多種多様な商品が市販されています。使用する場所や用途によって、スプレータイプや据え置き型など、使い分けましょう

防カビ剤の写真

商品名:勝手にカビ取り(ボックス用)
アーネスト株式会社

カビ取り用洗剤

各メーカーからカビ取り専用の洗剤が市販されています。多くは塩素系のため、マスクや手袋の使用のほか、換気などの注意も必要です。中には塩素を使わないタイプのものもあります。塩素を使っていないものは体にやさしく、取扱いも簡単です

カビ取り用洗剤の写真

商品名:人にやさしい洗浄剤カビグッバイ
アーネスト株式会社

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